広島市民病院

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概要と沿革(統計)

病院外観

概要

職員数

正職 嘱託
医師 194人 97人
看護師 942人 86人
医療技術職 215人 179人
事務職 33人
技能業務職 1人

※令和4年4月現在  職員数1,385人(うち嘱託職員数 362人)

統計

診療内容

診療科目 37科
内科、呼吸器内科、循環器内科、血液内科、内分泌・糖尿病内科、内視鏡内科、腫瘍内科、外科、整形外科、形成外科、乳腺外科、脳神経外科、心臓血管外科、呼吸器外科、皮膚科、小児科、小児外科、神経小児科、循環器小児科、産科、婦人科、泌尿器科、精神科、脳神経内科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、放射線診断科、放射線治療科、麻酔科、歯科・歯科口腔外科、眼科、リハビリテーション科、リウマチ・膠原病科、救急科、病理診断科、腎臓内科
総合診療科、緩和ケア科、人工腎臓センター、救命救急センター、総合周産期母子医療センター、通院治療センター、公衆衛生部、臨床検査部、手術室、ICU(集中治療部)、心臓・大血管低侵襲治療部、薬剤部、放射線技術部、栄養室、医療支援センター、看護部、事務室

病床数
743床(一般715床・精神28床)

外来診療受付時間
午前8時30分から午前11時まで
(ただし、心臓血管外科、呼吸器外科、リハビリテーション科、リウマチ科、眼科及び乳児検診については、診療日及び受付時間が異なります。)

休診日
土曜日、日曜日、祝日(振替休日含む。)、8月6日(平和記念日)及び12月29日から翌年1月3日まで

看護について
当院は、厚生労働大臣が定める基準による看護を行っている保険医療機関です。
看護は、下記の届出をしています。
一般病棟(7対1看護)(25対1看護補助)
日勤・夜勤をあわせて入院患者7人に対して平均1人以上の看護師が看護しています。
精神病棟(13対1看護)(50対1看護補助)
日勤・夜勤をあわせて入院患者13人に対して平均1人以上の看護師が看護しています。
付添看護について
患者さんの負担による付添看護は認められていません。

入院時食事療養に係る特別管理について
  1. 入院時食事療養の特別管理を届出をしています。
  2. 管理栄養士によって管理された食事を適時(夕食は午後6時以降)、適温で提供しています。
  3. 食事によって、特定の日につき、選択メニュー制度を実施しています。なお、食事のメニューを選択することによる特別な自己負担はありません。

国(社会保険事務局)への届出事項について
小児入院医療管理料1、救命救急入院料、特定集中治療室管理料、外来化学療法加算、薬剤管理指導料など

保険外負担について
テレビと小型冷蔵庫があります。(有料カード利用)

特別病室使用料について
個室の利用を希望される方  4,600円~13,400円

沿革

当病院は昭和27年に厚生省によって設立され、その経営を広島市が受託し、同年8月に診療科目4科、病床数89床で診療を開始しました。以来、積極的に各施設の改善と拡充を図り、現在では診療科目33科、病床数743床を有する広島市の中核病院として市民の医療を担ってきています。

しかしながら、建物の耐用年数を超えた部分もあるなど、老朽化が著しくなるとともに、外来診療部門も患者数の増加に伴い狭隘になり、また新しい時代の医療需要に適切に対応する必要がありました。
このような課題を解決するために、平成15年度から増改築整備を行っているところですが平成18年3月末に外来部門や病棟部門が入る東棟が完成し、5月から稼動、また平成19年1月末に既存建物の耐震改修を完了しました。

平成19年度末に、増改築整備の最終工事としてプロムナード建設、駐車場整備を終え、今後さらに救急医療体制の充実を図るなど、引き続き広島市の中核病院として医療供給体制の整備を行っていきます。

内 容 資 料
昭和27年
(1952年)
広島市民病院開院
開院当初89床 内科、外科、小児科、産婦人科
病院名称「社会保険広島市民病院」と決定(5月25日)、病院開設許可【8月9日指令第145号】、広島中央公民館にて開院式挙行(8月11日)、診療科目4科及び病床数89床で診療開始(8月15日)、保険医番号【8月15日広7番】、結核予防法医療機関指定・優性保護法医療機関指定(8月15日)、生活保護法医療機関指定(9月20日)、広島市医師会准看護婦養成所実習病院指定(10月29日)、玄関棟増築≪138.8㎡≫・管理棟≪194.9㎡≫・暖房棟完成≪128.8㎡≫(11月30日)
昭和27年 昭和27年 昭和27年 昭和27年 昭和27年 昭和27年 昭和27年 昭和27年 昭和27年 昭和27年
昭和28年
(1953年)
放射線科新設(2月1日)、耳鼻咽喉科・眼科新設(6月1日)、病院長 甲斐太郎(8月15日発令)、歯科新設(11月1日)、完全給食の認可(12月1日生食第36号)
昭和28年 昭和28年
昭和29年
(1954年)
完全看護認可(1月1日生看第36号)、原爆被爆者一般疾病医療機関に指定(5月1日)、第2次病棟増築工事完成(5月8日)、皮膚泌尿器科新設(7月1日)
昭和31年
(1956年)
結核病棟完成(6月30日)、結核病棟に対する完全看護・完全給食承認(7月1日)、看護婦寄宿舎≪鉄筋3階建≫完成(9月16日)
昭和32年
(1957年)
地方公営企業法全面適用(4月1日)、整形外科新設(4月1日)、手術棟完成(5月25日)、保険医療機関に指定(7月1日)、原爆被爆者健康診断医療機関に指定(8月1日)
昭和33年
(1958年)
総合病院として認められる(9月30日)
昭和34年
(1959年)
教育医療機関に指定(1月21日)、全館(結核病棟を除く)暖房設備工事完成(3月21日)、心臓外科新設(4月13日)、広島平和記念都市建設法に基づき、病院敷地が国より無償譲渡≪17,196.2㎡≫(12月5日)
昭和34年 昭和34年
昭和35年
(1960年)
結核病棟暖房設備工事完成(3月17日)、総合病院として認められる(9月30日)
昭和36年
(1961年)
麻酔科新設(2月26日)、霊安室、解剖室新設(8月7日)
昭和37年
(1962年)
防火貯水槽(プール)完成(6月23日)、事務局機構改革 2課5係制(8月1日)、皮膚泌尿器科を皮膚科、泌尿器科に分離(10月1日)
昭和38年
(1963年)

昭和38年
昭和39年
(1964年)
手術棟増築工事≪390.6㎡≫完成、基準寝具実施(7月1日)、放射線同位元素使用許可(8月31日)、院内血液銀行開設(9月1日)、身体障害者福祉法心臓育成医療機関に指定(12月1日)
昭和39年 昭和39年 昭和39年 昭和39年 昭和39年
昭和40年
(1965年)
超低体温麻酔法採用(2月1日)、診療管理棟(手術棟)≪881.8㎡≫完成(3月29日)、特別病棟4・5階増築完成(6月1日)中央配膳方式(6月1日)
昭和40年 昭和40年 昭和40年 昭和40年 昭和40年 昭和40年 昭和40年
昭和41年
(1966年)
事務局機構改革 4課7係制(1月1日)、神経科新設(3月1日)、精神科新設(4月1日)
昭和42年
(1967年)
看護婦寄宿舎増築工事≪256.6㎡≫完成(2月20日)、自動車車庫・カルテ倉庫新築工事≪421.8㎡≫完成(3月31日)、職員食堂その他増築工事≪370.3㎡≫完成(3月31日)、医療相談室開設(4月1日)、救急病院指定(6月27日)、管理棟増築工事完成(4月30日)、事務局機構改革 4課8係制(7月1日)、病理部新設(9月1日)、身体障害者福祉法整形外科更生医療機関に指定(10月28日)
昭和42年 昭和42年 昭和42年 昭和42年 昭和42年 昭和42年
昭和43年
(1968年)
気管食道科新設(1月1日)
昭和44年
(1969年)
癌糖尿病相談室開設(2月1日)、臨床生化学検査部新設(4月1日)、人工腎臓医療開始(9月1日)
昭和45年
(1970年)
人工腎臓センター開設(4月1日)、事務局機構改革 4課7係制(4月1日)、人工腎臓センター増築(7月16日)
昭和45年 昭和45年 昭和45年 昭和45年 昭和45年 昭和45年 昭和45年 昭和45年
昭和46年
(1971年)
身体障害者福祉法心臓脈管外科更生医療機関に指定(2月1日)、カルテ倉庫増築工事完成(10月16日)、外来診療棟、その他冷房設備工事完成(7月24日)、職員寮新築(10月16日)
昭和46年 昭和46年 昭和46年
昭和47年
(1972年)
院内保育室開設(1月17日)
昭和48年
(1973年)
身体障害者福祉法腎臓に関する更生医療機関に指定(12月2日)
病院20年誌
昭和49年
(1974年)
広島社会保険事務所移転補償完了(2月27日)、元広島東社会保険事務所跡地≪1,018.7㎡≫取得(3月29日)
昭和50年
(1975年)
事務局機構改革 5課8係制(7月19日)
昭和51年
(1976年)
西病棟・外来診療棟新築工事完成(3月31日)、玄関棟増改築第一期工事(3月31日)、形成外科新設(4月1日)、人工腎臓センター【33床】増床(4月19日)、完成院内学級(広島市立基町小学校市民病院分級)併設(5月6日)
昭和51年 昭和51年 昭和51年 昭和51年 昭和51年 昭和51年 昭和51年 昭和51年 昭和51年
昭和52年
(1977年)
臨床研修病院に指定(1月18日)、健康管理センター開設(4月18日)、玄関棟増改築第二期工事(3月31日)、中病棟増築工事完成(5月31日)、第三次救急医療として救命救急センター開設【20床】(7月1日)
昭和53年
(1978年)
病歴管理サプライセンター棟完成(3月31日)、事務局機構改革 5課1室8係制【安佐中央病院開設準備室】(4月1日)
昭和53年
昭和54年
(1979年)
事務局機構改革 5課1室9係制(4月1日)、コンピューター導入(4月1日)、手術室改造工事完成【無菌手術室の設置】(6月30日)、未熟児新生児センター開設【25床】(8月1日)、南病棟増改築工事完成(8月1日)
昭和55年
(1980年)
心臓血管外科・理学診療科新設(4月1日)、事務局機構改革 5課11係制(4月1日)
昭和56年
(1981年)
運動療法施設基準承認(4月1日)、病院長 村上 基千代(4月1日発令)
昭和57年
(1982年)
病院長 佐々木 甲子郎(4月1日発令)、作業療法施設基準承認(11月1日)
昭和59年
(1984年)
院内学級【広島市立幟町中学校市民病院分級】併設(4月1日)、救命救急入院料施設基準承認・自己腹膜灌流指導管理施設基準承認(11月1日)
昭和59年 昭和59年 昭和59年 昭和59年 昭和59年 昭和59年 昭和59年 昭和59年 昭和59年 昭和59年 昭和59年
昭和60年
(1985年)
事務局機構改革 4課11係制(4月1日)
昭和61年
(1986年)
在宅中心静脈栄養法指導管理料施設基準承認・在宅酸素療法指導管理料施設基準承認(4月1日)、重症者の看護及び重症者の収容の施設基準承認(7月1日)
平成元年
(1989年)
病院長 畠山 哲朗(4月1日発令)、事務局機構改革 4課10係制(4月1日)
平成2年
(1990年)
玄関棟4階増築工事完成(3月31日)、新中央棟第一期工事完成(4月30日)
平成3年
(1991年)
呼吸器科・循環器科・呼吸器外科・小児外科新設(4月1日)
平成4年
(1992年)
病院長 赤木 笑入(4月1日発令)、南側駐車場完成(4月1日)、新中央棟第二期工事完成(6月30日)、救命救急センター【20床⇒26床】(7月1日)
40周年記念誌
平成5年
(1993年)
事務局機構改革 3課9係制(4月1日)、結核病床28床減(10月7日)
平成7年
(1995年)
病院長 佐々木 甲子郎(4月1日発令)、病院長 吉田 彦太郎(5月16日発令)
平成9年
(1997年)
理学診療科をリハビリテーション科に名称変更(1月1日)、リウマチ科・歯科口腔外科新設(1月1日)、災害拠点病院に指定(2月14日)、病院長 柴田 醇(4月1日発令)
平成10年
(1998年)
身体障害者福祉法免疫更生医療機関に指定(4月1日)
平成13年
(2001年)
病院事業局設置(4月1日)
平成14年
(2002年)
病診連携室を拡充し医療連携室に改組(4月1日)、病棟部門においてオーダリングシステムの稼働開始(4月1日)、病院長 岡﨑 富男(4月1日発令)、外来部門においてオーダリングシステムの稼働開始(6月14日)、図書ボランティア活動開始(12月)
平成15年
(2003年)
社会保険病院としての経営委託が解除されたことに伴い、病院名を「広島市立広島市民病院」として改めた。(4月1日)、結核病床50床廃止(4月1日)
平成16年
(2004年)
女性外来新設(11月25日)、案内ボランティア活動開始(7月)
かがやき創刊号
平成17年
(2005年)
緩和ケアチーム設置(12月1日)
かがやき2号
かがやき3号
かがやき4号
かがやき5号
平成18年
(2006年)
東棟完成(3月31日)、医療連携室を医療支援センターに改組(4月1日)、(財)日本医療機能評価機構の定める認定基準を達成(4月24日)、電子カルテシステム導入・番号表示機(ディスプレイ)による案内開始・診療アシストの導入、通院治療センター新設(5月8日)、地域がん診療連携拠点病院に指定(8月24日)、救急診療部(現救急科)の運用開始(12月25日)、総合周産期母子医療センターの指定(12月1日)
かがやき6号
かがやき7号
かがやき8号
平成19年
(2007年)
西棟及び北棟の耐震工事及び改修工事完成(2月1日)、精神病床15床減床して総病床数743床、市営中央駐車場と西棟を地下連絡通路で接続(2月26日)、がん診療相談室の新設(4月1日)、短期滞在手術室新設(6月1日)、立体駐車場【132台】の供用開始(12月29日)
かがやき9号
かがやき10号
かがやき11号
かがやき12号
かがやき13号
平成20年
(2008年)
脳死判定による臓器摘出手術(2月5日)、プロムナード(3層吹き抜け・7本の常緑樹シマトネリコの植樹)の供用開始及び正面玄関をプロムナードへ移転(2月11日)、アストラムライン県庁前駅とプロムナードを地下連絡通路により接続(3月3日)、病院長 大庭 治(4月1日発令)、医療情報サロン新設・平面駐車場【60台】の供用開始(4月1日)、入院医療費の計算方法を包括評価(DPC)方式に変更(4月1日)、脳死判定による臓器摘出手術(5月12日)、地域医療支援病院としての承認獲得(9月11日)
かがやき14号
かがやき15号
かがやき16号
かがやき17号
平成21年
(2009年)
医師事務作業補助者(メディカル・クラーク)の配備(3月1日)
かがやき18号
かがやき19号
かがやき20号
かがやき21号
平成22年
(2010年)
総合診療科新設(4月1日)
かがやき22号
かがやき23号
かがやき24号
かがやき25号
平成23年
(2011年)
1.5T(テスラ)MR装置の導入(1月5日)、放射線治療科新設(4月1日)、脳死判定による臓器摘出手術(6月19日)、救急医療コントロール機能の一部稼働(10月1日)
かがやき26号
かがやき27号
平成24年
(2012年)
病院長 荒木 康之(4月1日発令)、DPC医療機関群Ⅱ群認定(4月1日)、手術支援ロボット・ダヴィンチの導入(市立病院として全国初 9月3日)
60周年記念誌
平成25年
(2013年)
救急医療コントロール機能の本格稼働(4月1日)、中央棟6階に救急病床14床を整備した(9月1日)
かがやき28号
平成26年
(2014年)
運営が広島市から地方独立行政法人である広島市立病院機構に移行した。(4月1日)、病院開設許可【4月1日指令医務第1号】、保険医療機関指定【4月24日 医療機関コード0124378】、手術支援ロボット・ダヴィンチによる症例見学者の受け入れ開始(6月20日)、医療救護班を編成して安佐南区・安佐北区の土砂災害被災地巡回(8月20日~9月7日)
かがやき29号
かがやき30号
平成27年
(2015年)
開胸・開腹手術と血管内治療を同時に行うことができるハイブリッド手術室の利用開始(4月14日)、人間ドック業務を舟入市民病院に引継ぐ(8月1日)、入院支援室を開設する。(8月1日)
かがやき31号
かがやき32号
平成28年
(2016年)
平成28年4月、照射精度の向上した高精度放射線治療装置を導入した。
かがやき33号
かがやき34号
平成29年
(2017年)
平成29年9月より、ICUにおいて、重篤な患者を常に受け入れ集中治療を行っていくため、HCU(高度治療室)を設けた。
かがやき35号
平成30年
(2018年)
平成30年6月に、老朽化した給食センター(平成4年完成)の全面改築を行った。老朽全面改築にあわせて、病院給食業務の変化に対応するよう、厨房内の室温管理、調理方法、衛生管理を改善した。
かがやき36号
平成30年
(2018年)
平成30年10月に、平成24年9月に導入した手術支援型ロボット「ダヴィンチ」の更新を行った。
かがやき36号
令和元年
(2019年)
令和元年9月に、老朽化したレントゲン一般撮影システムの更新を行い、より画像が鮮明に見えるよう改善を行った。
かがやき37号
令和3年
(2021年)
令和3年3月全身用マルチスライスCT装置を更新した。3台のうち2台は高速かつ広範囲に撮影できる装置にした。
かがやき39号